今日から多くの場所で新年度が始まり、新しく社会人をスタートした人々もいるだろう。そこでお聞きしたい「会社は一体誰のモノですか??」
法律の上では「株主のモノ」と言う事になる。しかし、日常生活の中で日本人の多くは「株主」という言葉に触れる事は多く無いだろう。それだけに「株主のモノ」と言われても「頭でしか理解出来ない」のが本当のところかもしれない。そこで、ここからはわたくしの個人的な考えとして聞いて頂きたいのだが、わたくしは「会社」は「お客様のモノ」、そして大きくは「社会全体のモノ」と考えている。会社という組織は「製品」を「顧客」に届ける事により「利益」を得ている。つまり「顧客からの需要」と言う名の「投票」によって会社は、その「存在価値」を決められているのだ。ならば法律上は「株主のモノ」であっても現実は「お客様のモノ」というのが本当のところではないだろうか。当然、その「投票システム」に当てはまらない「会社」、「組織」も存在する。それは「社会全体のモノ」という「パブリック」な性質の強い組織などが当てはまる。 当然だが、わたくしが運営している「+.k」も当てはまる。「お客様のモノ」であり「社会全体のモノ」である「会社」、自分の仕事を通して一体誰が一番最後に喜んでくれているのか??...それを常に想像しながら「仕事」をして欲しい。ちなみにこの内容の中には「モラルを持たない人間」はどちらの側にも含まれていないのでそのつもりで(笑)。そんな人間の笑顔の為に誰が汗水流して働こうというのか(汗)...これを読んでいるあなたもそんな人間の為に働く必要は無いので自信を持って行動すれば良い(笑)。 付け加えておきたいのだが、実は「株主のモノ」である「会社」にウンザリしている人々も沢山いる。利益最優先の「株主」の為に働いても本当に「誰かの為」になっているのか、もしかして「誰の為にもなっていない」のではないかと思い。「会社」を辞めてしまった人が沢山いる。そして、「辞めたい人」も沢山いる。21世紀に入り「組織」というモノがいよいよ「新しい形」を求められているのかもしれない。特に欧米では「株主のため」という考え方にウンザリしている人々が多く見受けられる。あなたも良く良く考えてみて欲しい。残念ながら答えは今のところ無い、あなたとわたくしがこれから考えて行くのだ。その答えの一つとして現在ATTACの様なNGO組織も存在する。 P.S. 良い噂のたたない政治家も「政治家は一体誰のモノ??」と自問自答してみて頂きたい。答えは今さら言うまでもなく「マジメに生きている国民のモノ」だ。それをくれぐれもお忘れの無い様に。威張り散らして頂く為に税金を納めているのわけでは無いので(笑)。
by plusdotk
| 2005-04-01 23:02
| 社会
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